混合ワクチン
6種混合ワクチン
犬ジステンパー/ 犬伝染性肝炎/ 犬アデノウィルス2型感染症/ 犬パラインフルエンザ/ 犬パルボウィルス感染症/ 犬コロナウイルス感染症
9種混合ワクチン
6種混合ワクチンに犬レプトスピラ病(3種)がプラスされています。
犬ジステンパー
ジステンパーウィルスによって感染し、死病率も高い病気です。子犬において発症率が高く症状としては発熱•下痢•激しい咳•さらには神経症状等も見られ、後遺症も残ります。
犬伝染性肝炎(犬アデノウィルス1型感染症)
肝炎を主として、嘔吐や下痢、食欲不振などが起こり、目が白く濁ることもあります。
子犬の場合は突然死を招くこともあります。
犬アデノウィルス2型感染症
肺炎や扁桃腺炎などの呼吸器病を起こします。
犬パラインフルエンザ
前述のアデノウィルスや細菌と一緒に混合感染し「ケンネルコフ」=犬の咳を呼ばれます。
感染力が強く、症状としては激しい咳や鼻水、扁桃腺などの呼吸器疾患が見られます。
犬パルボウィルス感染症
血液の混じった腐敗臭のするひどい下痢や嘔吐を起こす腸炎型や、子犬に突然死を引き起こす心筋型があります。感染食が強い上、また子犬の場合は、特に症状が重く、死亡率も非常に高い病気の一つです。
犬コロナウイルス感染症
水様性の下痢や嘔吐を引き起こす感染症で、パルボウィルスと混合感染すると症状はいっそう重くなります。
犬レプトスピラ病(黄疸出血型•カニコーラ型•ヘブドマディス型)
狂犬病と同じ人畜共通伝染病の一つです。細菌により腎臓や肝臓がおかされる怖い病気です。
黄疸出血型と高熱•嘔吐•下痢を起こすカニコーラ型、ヘブドマディス型の3種があります。
狂犬病ワクチン
狂犬病は人畜共通伝染病です。生後91日以上の犬の飼い主は、狂犬病予防法でワクチンの接種が義務づけられています。
初年度に登録と注射を行い、その後は、毎年1回ワクチンの追加接種を行います。